ブロガーのヒトデさんが手がけた絵本『ぼくだってとくべつ』。障がいのある兄弟姉妹を持つ「きょうだい児」をテーマにした一冊で、クラウドファンディングをきっかけに逆旅出版から出版された作品です。
この本の存在を知って、次男くらげに読み聞かせしてみようかとずっと考えています。ただ、いざ読もうとすると、ふと立ち止まってしまいました。
ヒトデさん自身と、たくさんのきょうだい児の思いが込められた一冊
この絵本は、単にきょうだい児をテーマにしただけの物語ではなく、ヒトデさんご自身がきょうだい児として感じてきた辛さや我慢を土台に作られたものだと思います。ヒトデさんのブログには、結婚された奥様もきょうだい児であることが綴られており、お二人の出会いのきっかけ自体が「きょうだい児」という共通点だったそうです。そう考えると、この絵本にはヒトデさんお一人の思いだけでなく、奥様をはじめとした多くのきょうだい児の方々の経験も重なっているのだろうと感じます。
実際に僕も購入して読んでみたのですが、絵本の最後には制作に力を貸してくれた人として、きょうだい児の方々のお名前が40名近く並んでいました。それだけ多くの人が、子どもの頃に感じていたことを持ち寄って形になった一冊なのだろうと思います。
何歳向けの本なのか、実ははっきり書かれていない
出版社のサイトや著者のブログ、Amazonの紹介文をひととおり確認してみたのですが、「対象年齢◯歳〜」というような明記は見当たりませんでした。判型はA4サイズの上製絵本で、ページ数は32ページ。仕様だけを見れば未就学児〜小学校低学年あたりが想定されていそうな雰囲気はありますが、あくまで推測の域を出ません。
内容としては、障がいのある弟を持つしろくま君が主人公で、自分の気持ちを後回しにしがちな優しい子どもが、猫との出会いを通して「自分も特別な存在なんだ」と気づいていく物語です。あえて特定の病名や障がい名を出さない作りになっているので、状況を限定せずに読めるところが特徴のようです。
次男くらげに、今読ませるべきか迷っている
5歳の次男くらげに読み聞かせることが今プラスに働くのか、それとももう少し大きくなってからのほうがいいのか。正直、まだ答えが出ていません。
物語のテーマ自体はとても大事なものだと思っていますし、我が家にとって縁のあるテーマでもあります。ただ、5歳という年齢で「自分の気持ちを後回しにする優しさ」や「きょうだいとの複雑な関係」といったテーマがどこまで届くのか、届いたとして負担にならないか、というところが気になっています。
実は次男くらげの日常には、すでに「きょうだい児」的な場面がいくつもあります。食事中は長男くらげに横から取られてしまうことがあり、大人が横についていないと落ち着いて食べられません。おもちゃも、出しっぱなしにしていると壊されてしまうことがあるので、次男くらげの部屋にしまうようにしています。とはいえちゃんとした扉があるわけではなく、父さんくらげがDIYで作った簡易的な仕切りなのですが、次男くらげにとっては自分の物を守れる大事な「避難小屋」になっています。この避難小屋についても、また別記事で紹介できたらと思っています。
こういう毎日を送っている次男くらげにとって、この絵本がどんな存在になりうるのか。負担になるどころか、むしろ「自分だけじゃないんだ」と思えるきっかけになるかもしれないし、逆にまだ早いのかもしれない。そのあたりを今、考えているところです。
すでに読み聞かせした方の感想を聞かせてください
そこで、もしこの絵本をすでにお子さんに読み聞かせたことがある方がいれば、ぜひ感想を聞かせていただけないでしょうか。
- 何歳のお子さんに読みましたか?
- お子さんの反応はどうでしたか?
- 読んでみて「もう少し大きくなってからのほうが良かったかも」「意外とすんなり届いた」など、感じたことがあれば教えてください
コメント欄でも、お問い合わせフォームからでも構いません。お問い合わせフォームからいただいた感想は、差し支えなければブログ内でご紹介させていただきたいと思っていますので、その旨もあわせて一言添えていただけると助かります(もちろん、紹介はNGという場合はその旨も教えてください)。多くの方の感想を集めて、この記事にまとめて掲載していきたいと考えています。
くらげファミリーでも、実際に次男くらげに読み聞かせをしたら、その様子や感想を追ってこの記事に追記していきたいと思います。
書籍情報
『ぼくだってとくべつ』
文:ヒトデ 絵:ももろ
発行:逆旅出版
A4横判/32ページ/上製
初版:2024年12月4日
Amazon(紙版)で見てみる
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くらげ父さん、今日も漂流中🪼


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